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唐招提寺舎利殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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唐招提寺舎利殿(とうしょうだいじ・しゃりでん)は、奈良県奈良市の唐招提寺にある仏舎利信仰の仏堂。鑑真が将来した三千粒の舎利を祀る楼閣造の堂。建暦2年(1212)、貞慶はこの舎利を中心として釈迦念仏会を創始した。元禄時代に舎利が礼堂に遷されたが、昭和13年に再び戻された。鼓楼と呼ばれるが、太鼓は置かれていないという。唐招提寺関連旧跡。
東室を改築した礼堂があり、清凉寺如来と日供舎利塔を祀る。鎌倉時代に東室の南側八間を改造して成立した。東正面。元禄時代、鼓楼の舎利を東室に遷座して舎利殿を設け、礼堂を南正面に改造したが、昭和13年の改修で鎌倉時代の様式に戻された。