ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
迎称寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2019年3月18日 (月) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
迎称寺(こうしょうじ)は京都府京都市左京区浄土寺真如町にある時宗寺院。本尊は不空羂索観音(拾遺都名所図会)。一条道場。
歴史
創建不詳。当初は天台宗だったという(『山城名跡巡行志』)。初めは一条堀川にあったと伝わる(『山州名跡志』)。一遍(1239-1289)がここで布教。遊行上人6世一鎮(1277-1355)が1328年(嘉暦3年)時宗道場にしたともいう。 室町時代には京極一条(京都府京都市上京区扇町あたり)にあった。
「迎称寺」と名乗ったのは江戸時代以降のことだが、1637年(寛永14年)の絵図に記載がある。 1692年(元禄5年)寺町大火で焼失。近くにあった真正極楽寺と共に現在の真正極楽寺付近に移転。 (日本歴史地名大系)