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覚範寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年7月28日 (日)
覚範寺(かくはんじ)は宮城県仙台市青葉区北山にある伊達家ゆかりの臨済宗寺院。臨済宗妙心寺派。
歴史
1586年、伊達政宗が父伊達輝宗の菩提寺として出羽国遠山村に創建(遠山覚範寺)。資福寺中興の虎哉宗乙(1530-1611、妙心寺69世)を開山とした。
1591年、政宗の陸奥岩出山の移封にともない移転。同地の天王寺を接収した。 1600年、仙台移封で仙台に移転。愛宕山誓願寺の地にあったが、翌年現在地に移転した。 1623年、政宗の生母保春院が死去し、葬る。 伊達宗清の碑もある。 一門格に列した。245石。
1987年、山形県米沢市で遠山覚範寺跡が確認され、発掘調査されている[1]
(『日本歴史地名大系』)