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五流伝法院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年8月15日 (土)

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(ページの作成:「五流伝法院は岡山県倉敷市林にあった修験道寺院。五流尊瀧院関連旧跡。 大宝元年創建。開山は寿元。中興は親兼。 ==組織== ...」)
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五流伝法院は岡山県倉敷市林にあった修験道寺院。五流尊瀧院関連旧跡。
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'''五流伝法院'''は岡山県倉敷市林にあった[[修験道]]寺院。[[五流尊瀧院関連旧跡]]。(参考:同名寺院[[伝法院]])
大宝元年創建。開山は寿元。中興は親兼。
大宝元年創建。開山は寿元。中興は親兼。
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==組織==
==組織==
===歴代住職===
===歴代住職===
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*寿元()<>:開山。
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*寿元()<>:開山。[[役小角]]の高弟。五鬼の一人。[[五流尊瀧院]]4世。
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*親兼()<>:中興。
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*天禅()<>:天禄年間(970-973)に[[清田八幡宮]]を創建。990年(正暦1年)と996年(長徳2年)に[[花山法皇]]の熊野先達を務めたという。(『長床縁由』)
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*隆光()<>:
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*天蔵()<>:990年(正暦1年)、997年(長徳3年)に花山上皇の熊野先達を務めたという(『新熊野権現御伝記』)。
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*禅峰()<>
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*親兼()<>:中興。道乗の子。頼仁親王の孫。
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*禅天()<>
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*隆教()<>:1422年(応永29年)の清田八幡宮棟札、『山伏帳』に名がある。
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*禅頂()<>
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*玄印?()<>:『熊野長床宿老五流』に名がある。
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*禅光()<>
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*玄寿(1520-1584)<>:[[五流尊瀧院]]22世の昌宴(1492-1569)の第二子。13歳で得度。1548年、宿老。尊瀧院26世の澄玄の祖父に当たる。(「尊瀧院系図」)
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*禅真()<>
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*玄順(1566-1616)<>:玄寿の第六子。1566年(永禄9年)生。13歳で得度。1598年(慶長3年)長床宿老。1603年(慶長8年)8月入峰(『要覧』)。1616年(元和2年)死去。(「尊瀧院系図」)
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*隆充()<>:1732年(享保17年)、『大権現縁由』を記す。
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*隆光()<>:(『要覧』)
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*禅峰()<>:(『要覧』)
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*禅光()<>:(『要覧』)
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(隆光から禅真までは『修験道聖護院史要覧』)
 
[[category:岡山県]]
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2020年8月15日 (土) 時点における最新版

五流伝法院は岡山県倉敷市林にあった修験道寺院。五流尊瀧院関連旧跡。(参考:同名寺院伝法院

大宝元年創建。開山は寿元。中興は親兼。

組織

歴代住職

  • 寿元()<>:開山。役小角の高弟。五鬼の一人。五流尊瀧院4世。
  • 天禅()<>:天禄年間(970-973)に清田八幡宮を創建。990年(正暦1年)と996年(長徳2年)に花山法皇の熊野先達を務めたという。(『長床縁由』)
  • 天蔵()<>:990年(正暦1年)、997年(長徳3年)に花山上皇の熊野先達を務めたという(『新熊野権現御伝記』)。
  • 親兼()<>:中興。道乗の子。頼仁親王の孫。
  • 隆教()<>:1422年(応永29年)の清田八幡宮棟札、『山伏帳』に名がある。
  • 玄印?()<>:『熊野長床宿老五流』に名がある。
  • 玄寿(1520-1584)<>:五流尊瀧院22世の昌宴(1492-1569)の第二子。13歳で得度。1548年、宿老。尊瀧院26世の澄玄の祖父に当たる。(「尊瀧院系図」)
  • 玄順(1566-1616)<>:玄寿の第六子。1566年(永禄9年)生。13歳で得度。1598年(慶長3年)長床宿老。1603年(慶長8年)8月入峰(『要覧』)。1616年(元和2年)死去。(「尊瀧院系図」)
  • 隆充()<>:1732年(享保17年)、『大権現縁由』を記す。
  • 隆光()<>:(『要覧』)
  • 禅峰()<>:(『要覧』)
  • 禅天()<>:(『要覧』)
  • 禅頂()<>:(『要覧』)
  • 禅光()<>:(『要覧』)
  • 禅真()<>:(『要覧』)
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