ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
備前・円城寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2019年2月10日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
円城寺(えんじょうじ)は岡山県加賀郡吉備中央町円城(備前国津高郡)にある天台宗寺院。本尊は千手観音。報恩大師創建四十八寺の一つ。天台宗延暦寺派。山号は本宮山。(参考:同名寺院円城寺)
歴史
715年(霊亀1年)、本宮山の山上に行基が創建。本宮山正法寺と称した。のち報恩が中興した。 山麓の現在地に移して円城寺と改称。 1282年(弘安5年)、蓮信が再興し、弁財天を祀る鎮守提婆宮を建てた。提婆宮は信仰を集めている。 1959年(昭和34年)、宝篋印塔(1357年(延文2年)銘)の基壇下の石室から土仏4000体が見つかった。 (日本歴史地名大系ほか)