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平等院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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平等院(びょうどういん)は、京都府宇治市にある阿弥陀信仰の寺院。単立。天台宗浄土宗の山内寺院により護持される。(参考:同名寺院平等寺


歴史

1052年(永承7年)3月28日、造営にとりかかる。大日如来を本尊とする本堂が竣工。翌年、阿弥陀堂(鳳凰堂)が完成し、3月4日落慶。貞範が導師を務めた。1056年(天喜4年)10月22日、園城寺長吏が導師で法華堂落慶。1061年(康平4年)10月25日、頼通の娘で後冷泉天皇皇后の寛子が多宝塔を建立。1066年(治暦2年)10月13日、子の藤原師実が五大堂を建立。1073年(延久5年)、藤原頼通の病気平癒を願って源師房が不動堂1113年(永久1年)経蔵。5月19日一切経会執行。1074年(承保1年)、護摩堂。頼通の四十九日。1120年(保安1年)3月、摂政忠実、八角御堂建立。1126年(大治1年)円堂建立。慶長年間、応其が修復

鳥羽上皇が1124年(天治1年)に建立した勝光明院、藤原秀衡が建立した無量光院は鳳凰堂を真似たもの。

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