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アクロポリスのパンドロソス神域
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2015年1月25日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
ギリシア・アテネのアクロポリスにあった、ギリシア神話に登場する女性パンドロソスを祀った神域。「パンドロセイオン」(Pandroseion)ともいう。
パンドロソスはアテナの命令で、中を見ることを禁じられた箱を預けられたが、好奇心で見てしまい、発狂して、アクロポリスの丘から身投げした。箱の中には、赤子のエリクトニオスがいた。彼は下半身が蛇で、のちにアテネ王になった。
「聖なる物」を運ぶアレフォロスと呼ばれる少女の御殿アリフォリオン(アレフォリオン、アレポリオン、Arrephorion)が隣接してあった。「聖なる物」は少女らも見てはいけなかたが、蛇や男根の象徴だったといわれる。