出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年7月11日 (土)
アテネのヘファイストス神殿(Naos Ifaistou)は、アテネのアゴラにあった、古代ギリシアの火と鍛冶の神ヘファイストス(イフェスティオ、ヘパイストス)を祀る神殿。アテナも合祀。アテネの古代建築で、当時の姿が状態良く残る数少ない建築とされる。「イフェスティオ神殿」(Naos Ifaistou)「ヘファイステイオン」ともいう。後世、アテネ王テセウスを祀った神殿として考えられるようになり、「テセウス神殿」「テセイオン」(Theseion, Theseum)とも呼ばれる。