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アンティオキア
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2019年12月24日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
アンティオキアは現在のトルコ南東部の都市アンタキヤにあった古代都市。シリア王国セレウコス朝の首都。紀元前300年頃の建設。ローマ帝国に支配されてからも帝国内で第3の規模を誇る大都市として繁栄した。キリスト教がユダヤ人以外への布教を始めた地であり、使徒パウロの拠点として知られる。古代キリスト教の五大司教座の一つが置かれた。3世紀末から5世紀前半にかけてアンティオキア学派と呼ばれる神学者が活躍した。異端と認定されたネストリウスの出身地でもある。 6世紀に続いた地震や戦火による被害で衰退した。