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アードゥル・グシュナースプ

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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アードゥル・グシュナースプ(アードゥル・グシュナスプ)は、ササン朝ゾロアスター教三大聖火の一つ。戦士階級の守護聖火。ササン朝中期以後、国家的に特に重視され、中心的聖地となった。

伝説王カイ・フスラウがアゼルバイジャンで叙任したとされる。皇帝バフラーム5世以降、末代ヤズデギルド3世を除き、全ての皇帝が即位に際し、参詣した。 ガンザク(シーズ)にあったとされ、現在、都市の跡はタフテ・ソレイマーン遺跡として残っている。943年までは灯されていたことが史料に残るが、その後の消息は不明。 ガンザクはもと異教の神殿があったところに、第20代皇帝ホスロー1世がゾロアスター教の神殿を建てたとも伝わる。

旧跡一覧

http://shinden.boo.jp/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%97」より作成

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