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インドネシア仏教
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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*[[プランバナン遺跡]] | *[[プランバナン遺跡]] | ||
**[[カラサン寺院]]:パナンカラナ王が創建。778年の刻文が出土。インドネシア最古の仏教寺院。 | **[[カラサン寺院]]:パナンカラナ王が創建。778年の刻文が出土。インドネシア最古の仏教寺院。 | ||
- | **[[サリ寺院]] | + | **[[サリ寺院]]:カラサン寺院と同時期に同じ様式で建てられた。 |
**[[セウ寺院]]:250余の堂宇から成る巨大な寺院。金剛界曼荼羅に基づき建てられている。跡地から出土した碑文に「文殊寺」とあった。782年の創建で792年に拡張されたことが判明している。 | **[[セウ寺院]]:250余の堂宇から成る巨大な寺院。金剛界曼荼羅に基づき建てられている。跡地から出土した碑文に「文殊寺」とあった。782年の創建で792年に拡張されたことが判明している。 | ||
**[[ルンブン寺院]]:セウ寺院の南500mにある。 | **[[ルンブン寺院]]:セウ寺院の南500mにある。 |
2017年4月8日 (土) 時点における版
インドネシア仏教は、ジャワ島、スマトラ島、バリ島などに広まった北伝仏教・大乗仏教の流れ。密教が盛んだった。ヒンドゥー教と共存・習合した。現在はほとんど廃滅し、バリ島にわずかに伝わるのみという。
目次 |
一覧
中部ジャワ
- プランバナン遺跡
- ボロブドゥール周辺
東部ジャワ
人物
- 法顕:中国僧。412年、スリランカからの帰路にジャワ島にあったと推定される耶婆提国に5ヶ月滞在。
- シャーキヤキールティ(釈迦称):唯識派の僧。
- 金剛智:インド僧。スマトラ島のスリウィジャ国(仏逝国)に滞在。
- 不空:中国僧。718年、スリウィジャ国で金剛智に出会い師事。
- バーラプトラ王:スリウィジャヤ王国の王。インドのナーランダー寺院に僧院を建てた。
参考文献
- 冨尾武弘「インドネシア」『仏教文化事典』