ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
キエフの聖ソフィア大聖堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年3月11日 (金)
聖ソフィア大聖堂は、ウクライナ首都キエフにある大聖堂。現在は特定の教団の管理を避け、博物館となっている。正教会だったが、ウクライナ東方典礼カトリック教会(ユニエイト)の司教座になったこともある。(参考:同名聖堂聖ソフィア聖堂)
コンスタンティノープルのアヤソフィア大聖堂に因んで命名された。 一説には1037年、キエフ大公ヤロスラフ1世ウラジミロヴィチの支援により創建。 またはウラジーミル1世時代の1011年に創建されたとも考えられている。 1596年のブレスト合同で、ウクライナ東方典礼カトリック教会に属し、その本部となる。 1633年に正教会に戻る。1917年ロシア革命後、ソビエト政権の反宗教政策に関わらず、解体を免れた。 1934年、土地建物が没収され博物館となった。1980年代後半から聖堂に復帰させる動きが出るが、複数の教会の要望が競合したため、延期されたままとなっている。 特に1995年に深刻な対立が起こった。