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クンマ神殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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クンマ神殿(Temple of Kumma)は、スーダン北部ヌビア地方クンマ要塞にあった、古代エジプトの創造神クヌムを祀る神殿。 ナイル川東岸にあった。 トトメス2世が創建し、3世も造営を続け、アメンホテプ2世が大改修したという。 隣国エジプトのアスワンハイダム建設で水没を避けるために、1963年から1967年にかけてオランダの資金援助で首都ハルツームの博物館に移築された。同博物館には、ブヘンのホルス神殿、セムナのデドウェン神殿、アクシャ神殿も移築されている。 (関廣尚世2010「スーダン共和国におけるヌビア遺跡群の現状と文化財保護における課題」[1])