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ケダルナート寺院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
ケダルナート寺院
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'''ケダルナート寺院'''(Kedarnath Temple)は、インド北部ケダルナートにある、[[ヒンドゥー教]]最高神[[シヴァ]]の重要聖地「'''[[十二の光輝リンガ]]'''」の一寺院。[[ヒマラヤ四大聖地]]の第3番巡礼地でもある。標高3583m。「'''ケーダレーシュヴァラ寺院'''」「'''ケーダールナータ寺院'''」ともいう。 神話では、マハーバーラタの大戦争のあと、'''パーンタヴァ五兄弟'''が殺戮の罪滅ぼしのために建てたという。 リンガの形が特殊で、シヴァの化身である牛のこぶを象ったという三角錐の形をしており、'''ピンダ'''と呼ばれているという。 周辺には、シヴァの身体が現れたという[[マドマヘーシュヴァル]]、[[トゥングナート]]、[[ルドラナート]]、[[カルペーシュヴァル]]があり、ケダルナートと合わせて[[パンチケダル]]と呼ばれる。 シュラーヴァナ月(7-8月)白分15日が祭日。 冬季は閉山し、麓のウーキーマットで祭祀が行われる。 近くにはヴェーダーンタ学派の開祖'''[[シャンカラ]]'''の入定地や、パーンタヴァ五兄弟の昇天の地がある。 ==参考文献== *宮本久義 2003『ヒンドゥー聖地 思索の旅』山川出版社 [[Category:インド共和国ウッタラーカンド州]]
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