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セト信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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エジプトを占領し、[[古代エジプト]]第15・16王朝を築いたシリア人はセトを[[バアル]]と同一視した。 | エジプトを占領し、[[古代エジプト]]第15・16王朝を築いたシリア人はセトを[[バアル]]と同一視した。 | ||
*[[タニスのセト神殿]] [[タニス]](アヴァリス?)にあった。 | *[[タニスのセト神殿]] [[タニス]](アヴァリス?)にあった。 | ||
*[[オンボスのセト神殿]]? オンボス([[コムオンボ]])にあった。 | *[[オンボスのセト神殿]]? オンボス([[コムオンボ]])にあった。 |
2015年6月29日 (月) 時点における版
セトは、古代エジプトの主要な神々の1柱。元は上エジプト地方(エジプト南部)の主神であったと言われ、下エジプト地方(エジプト北部)のオシリスやホルスと王権の神の座を争った。その争いで敗れたため、邪神とされることもある。 エジプトを占領し、古代エジプト第15・16王朝を築いたシリア人はセトをバアルと同一視した。