ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
三河・真福寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年10月4日 (水)
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
- | '''真福寺'''(しんぷくじ)は、愛知県岡崎市にある[[薬師信仰]]の[[天台宗]]寺院。本尊は水体薬師如来。[[聖徳太子建立四十六寺]]の一つ。[[天台宗延暦寺派]] | + | '''真福寺'''(しんぷくじ)は、愛知県岡崎市にある[[薬師信仰]]の[[天台宗]]寺院。本尊は水体薬師如来。[[聖徳太子建立四十六寺]]の一つ。[[天台宗延暦寺派]]。三河国額田郡。'''降剣院'''と号す。山号は霊鷲山。(参考:同名寺院[[真福寺]]) |
== 歴史 == | == 歴史 == |
2017年10月4日 (水) 時点における最新版
真福寺(しんぷくじ)は、愛知県岡崎市にある薬師信仰の天台宗寺院。本尊は水体薬師如来。聖徳太子建立四十六寺の一つ。天台宗延暦寺派。三河国額田郡。降剣院と号す。山号は霊鷲山。(参考:同名寺院真福寺)
歴史
物部守屋の子の物部真福が創建し、聖徳太子がこれを褒めて寺領を与えたという。推古2年創建ともいう。考古学研究では白鳳時代建立の三河・北野廃寺が移転したという説があるが、真福寺跡からも白鳳時代の瓦が出土し、両寺は同時期に並存していたとみられる。仁平元年(1151)、応永17年(1410)、長禄2年(1458)に伽藍焼失。明応3年(1494)に諸堂再建。(日本歴史地名大系)