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上杉謙信旧跡
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年5月26日 (日)
上杉謙信の遺骸は、いわば「御神体」として上杉家の居城内の祠に奉安され、神聖視された。墓が神聖視された例は無数にあるが、遺骸が神聖視されながら各地を転々とした例は珍しく、他に徳川家康の例(日光東照宮関連旧跡)があるぐらいである。
死後の旧跡
- 春日山城不識庵:越後国頸城郡(新潟県上越市)の春日山城にあった霊廟。遺骸を祀った。
- 米沢城御堂:出羽国(羽前国)置賜郡の米沢城本丸の東南隅にあった霊廟。遺骸を祀った。
- 上杉神社:山形県米沢市の米沢城跡。春日山城不識庵、米沢城御堂の祭祀を継承する。別格官幣社。
- 春日山神社:新潟県上越市中屋敷。祭神は上杉謙信・菅原道真・武甕槌神・経津主神。県社。領主奉斎神社。
- 上杉家墓地:山形県米沢市御廟。米沢・法音寺に隣接。米沢城御堂に祀られていた遺骸が明治に埋葬された。
- 勝山城の祠
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