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上野・妙安寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
上野・妙安寺
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'''妙安寺'''(みょうあんじ)は群馬県前橋市千代田町にある[[浄土真宗]]寺院。[[真宗大谷派]]。[[東本願寺]]の[[院家]]・[[御坊]]。'''御里御坊'''(おさと・ごぼう)。現在、京都[[真宗本廟]]にある[[親鸞]]像(「形見御影」)は[[東本願寺]]創立の時に妙安寺から遷したもの。[[本願寺遷座旧跡]]。[[二十四輩]]。'''最頂院'''。山号は一谷山。(参考:同名寺院[[妙安寺]]) == 歴史 == 1232年(貞永1年)、九条幸実が下総国猿島郡一之谷村に創建。九条幸実は従弟の親鸞に帰依。親鸞は成然の号と妙安寺の寺名を与え、寿像を下賜。1590年(天正18年)、酒井重忠に招かれ川越に移転。1601年の酒井氏の転封で前橋に移転した。[[教如]]が東本願寺を建てると、1603年1月3日、御影堂本尊として妙安寺の親鸞像が迎えられた。以後、院家の格式が与えられ、御影像の故郷として「御里御坊」と呼ばれた。(日本歴史地名大系、国史大辞典) [[Category:群馬県]]
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