ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

下野・円通寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

2021年8月9日 (月) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

円通寺(えんつうじ)は、栃木県芳賀郡益子町にある浄土宗名越派の旧檀林寺院。本尊は阿弥陀如来専称寺如来寺成徳寺とともに名越派の中心的な寺院の一つだった。現在は浄土宗知恩院派の一般寺院。虎渓院。大沢円通寺と呼ばれる。山号は大沢山。(参考:同名寺院円通寺

歴史

1402年(応永9年)、良栄が下野国芳賀郡舟橋郷(栃木県芳賀郡益子町大平舟橋)に創建したと伝えるが、1395年(応永2年)には談所が設けられていたことを示す史料がある。1541年(天文10年)全山焼失のため現在地に移転。1559年(永禄2年)に再建が成った。知恩院27世徳誉光然を通じて朝廷に働き掛け、1574年(天正2年)、正親町天皇勅願寺となる。 江戸時代、知恩院末に組み込まれたが、陸奥・出羽の浄土宗寺院を支配した。1661年(寛文1年)には名越派の檀林は専称寺と円通寺のみに限られた。 袋中が修行。明和年間と1872年(明治5年)の火災で衰退した。 秘書を納めた月形函を蔵する。

歴代

  • 1良栄
  • 2良堯
  • 3良徳
  • 4良憲
  • 6良順
  • 10良迦
  • 27良誓
  • 吉水玄信(1829-1887)
  • 畠中

参考文献

  • 『日本歴史地名大系』ほか
http://shinden.boo.jp/wiki/%E4%B8%8B%E9%87%8E%E3%83%BB%E5%86%86%E9%80%9A%E5%AF%BA」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール