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世尊院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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世尊院(せそんいん)は、東京都文京区千駄木にある、徳川家ゆかりの天台宗寺院。本尊は釈迦如来。寛永寺が焼失した後に天台宗の江戸触頭を一時期務めたことがある。天台宗延暦寺派。寺号は清浄寺。山号は覚了山。(参考:同名寺院世尊院_(同名))
1695年(元禄8年)6月、徳川綱吉側室の瑞春院殿の御願で創建。1681年(天和1年)に亡くなった瑞春院殿の父の小谷忠栄の菩提を弔うため。 寛永寺明王院の快堂恵宏を開山に迎えた。8月、桂昌院の御願で朱印地200石を寄進した。1945年(昭和20年)、戦災で焼失。(天台宗東京教区ウェブサイト)