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丹生川上神社中社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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丹生川上神社 中社
にう かわかみ じんじゃ なかしゃ
Niu-kawakami-jinja-nakasha (2).jpg
概要 雨の神を祀る神社。
奉斎 罔象女神
(『神道大辞典』)
所在地 奈良県吉野郡東吉野村小968
所在地(旧国郡) 大和国吉野郡
所属(現在) 神社本庁
格式など 式内社名神大社正三位二十二社官幣大社別表神社
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丹生川上神社中社(にうかわかみじんじゃ・なかしゃ)は、奈良県吉野郡東吉野村にある、丹生川上神社を構成する神社の一つ。高見川・四郷川・日裏川の合流点に位置する。古代の鎮座地の最有力候補とされる。祭神は罔象女神(神社ウェブサイト)。丹生津姫命巡幸の旧跡、また神武天皇が神祇を親祭した聖蹟ともされる。吉野離宮の地という説もある。旧称は蟻通神社。現在の正式名称は、丹生川上神社

目次

奉斎

(神社ウェブサイト)

歴史

丹生川上神社の鎮座地は江戸時代には分からなくなっていた。明治初年に現在の下社が定められ、明治7年に現在の上社が定められたが、疑義があった。東吉野村出身の森口奈良吉が大正4年に『丹生川上神社考』を著し、東吉野村の蟻通神社こそが『類従三代格』が記す位置に合致するとした。11年、政府は同神社を丹生川上神社中社と定めた。

戦前は上社・中社・下社の3社で一つの神社組織を持ち、中社に社務所を置いていたが、戦後は3社それぞれが独立した宗教法人となった。


境内

  • 本社:中央本殿、東殿、西殿の3棟。東殿と西殿はいずれも3棟の社殿が横に連結した構造。
  • 摂社丹生神社:元の鎮座地。高見川の対岸の本宮山の麓にある。祭神は本社と同じ「弥都波能売神」(ウェブサイト)。
  • 神武天皇聖蹟丹生川上:紀元二千六百年奉祝会が定めた神武天皇聖蹟の一つ。神武天皇長随彦と戦う時に祭祀を行ったとされる地。
  • 吉野離宮


組織

宮司

  • 日下康寛()<?-現職>:

画像

参考文献

  • 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E4%B8%B9%E7%94%9F%E5%B7%9D%E4%B8%8A%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E4%B8%AD%E7%A4%BE」より作成

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