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乙訓・観音寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
乙訓・観音寺
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'''観音寺'''(かんのんじ)は、京都府乙訓郡大山崎町にある[[観音信仰]]・[[聖天信仰]]の[[真言宗]]寺院。本尊は十一面千手観音。真言宗系単立。'''山崎聖天'''。山号は妙音山。(参考:同名寺院[[観音寺]]) == 歴史 == 創建不詳。元は大山崎倉内保にあったという。1681年(天和1年)、[[木食以空]]が中興。1682年(天和2年)、[[勝尾寺]]から分霊して聖天を祀った。住友・鴻池・三井といった豪商や諸大名の信仰を集めて興隆した。1774年(安永3年)火災。1864年(元治1年)の禁門の変で焼失。廃絶した[[西観音寺]]本堂を移築して本堂とした。のち聖天堂も再建された。 『観音寺日譜』は1746年(延享3年)から1890年(明治23年)までの日記で、近世記録として貴重。 (日本歴史地名大系) == 伽藍 == *本堂 *聖天堂 *光明殿:旧聖天堂。仁和寺から移築したもの。 [[Category:京都府]]
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