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亀山・本徳寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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本徳寺(ほんとくじ)は、兵庫県姫路市亀山にある浄土真宗寺院。亀山御坊英賀御堂亀山本徳寺。(参考:同名寺院本徳寺

目次

歴史

蓮如が晩年、実母が備後にいるという噂を聞き、下向の意志を持ったことを受けて、そのための坊舎を播磨国飾西郡英賀に設けたのが始まり。備後訪問は実現しなかったが、蓮如創建の道場として重視された。直弟が開創した英賀六坊播磨六坊と呼ばれる寺院が信仰を広めていった。実玄、実円、教什と継承された。1515年(永正12年)に方形造の御堂が建立され、英賀御堂と呼ばれた。

豊臣秀吉の播磨攻めの後、亀山に移転させられた。本願寺の東西分立のとき、東本願寺に付く動きもあったが、領主の池田輝政の命で西本願寺末として存続した。その後、東派の本徳寺(姫路船場別院)が創建されている。

伽藍

  • 本堂
  • 中宗堂:蓮如を祀る。
  • 大広間
  • 大広間北殿:桜の間
  • 庫裏
  • 表書院
  • 奥書院
  • 内道場
  • 経堂
  • 大玄関
  • 太鼓楼
  • 茶所
  • 本徳寺墓地:西山大谷廟所。兵庫県姫路市飾磨区山崎。

組織

歴代

  • 1実玄:兼珍。実如の第五子。
  • 2実円:兼澄。実如の第六子。
  • 3実勝:教澄。実円の子。
  • 4証専:教什。実勝の子。
  • 5顕妙:尼僧。証専内室。本願寺10世証如の娘。
  • 6教円:准専。吉野願行寺勝了の次男。昭什。
  • 7准円:昭澄。西本願寺12世准如の第一三子。
  • 8寂円:昭尊。西本願寺13世良如の第十子。
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12法静:

四寺六坊三道場

播磨四寺

  • 光照寺:
  • 西徳寺:
  • 興宗寺:
  • 妙善寺:

播磨六坊

  • 円光寺:兵庫県たつの市龍野町下川原。龍野御坊。真宗大谷派。
  • 光善寺:兵庫県たつの市龍野町本町。浄土真宗本願寺派。
  • 永応寺:兵庫県赤穂市中広。浄土真宗本願寺派。
  • 万福寺:兵庫県赤穂市加里屋。真宗大谷派。
  • 光源寺:兵庫県姫路市十二所前町。浄土真宗本願寺派。
  • 法専坊:兵庫県姫路市東延末。真宗大谷派。
  • 光徳寺:
  • 光触寺:兵庫県明石市大久保町大窪。真宗興正派。

播磨三道場

  • 天川道場:福乗寺:兵庫県姫路市別所町佐土。真宗大谷派。
  • 砥堀道場:真行寺:兵庫県姫路市砥堀。真宗大谷派。
  • 津市場道場:専称寺:兵庫県姫路市網干区津市場。浄土真宗本願寺派。

参考文献

  • 木場明志監修、2012『別院探訪』真宗大谷派宗務所出版部
http://shinden.boo.jp/wiki/%E4%BA%80%E5%B1%B1%E3%83%BB%E6%9C%AC%E5%BE%B3%E5%AF%BA」より作成

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