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五台山・金閣寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
五台山・金閣寺
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[[ファイル:五台山金閣寺001.jpg|thumb|500px| ]] '''金閣寺'''は、中国山西省[[五台山]]にある山内の密教の拠点となった寺院。[[重点寺院]]。南台金閣嶺の麓にある。明の嘉靖37年(1558)に作られた山内最大の仏像、高さ17.7メートルの千手観音立像がある。唐の開元24年(736)に杭州の道義が奇瑞を見たことが発端となり、朝廷が[[大興善寺]]の[[不空]]に命じて造営させた。不空はインドの[[ナーランダー寺院]]の純陀に事業を監督させ、大暦2年(767)に竣工した。ナーランダー寺院のものを模して作った金剛頂瑜伽五仏をまつり、五台山における密教の拠点となった。金を塗った瓦を使用したため、金閣寺と名付けられた。日本人僧の[[霊仙]]は金閣寺に2年住し、自らの手の皮を剥いで仏像を描き、塔を建ててその中に納めたという。[[円仁]]が訪れた際、その荘厳さに驚いている。(参考:同名寺院[[黄金寺院]]) 「日本国霊仙三蔵大師行迹碑」が建つ。 [[category:中華人民共和国山西省]]
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