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京極寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
京極寺
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'''京極寺'''(きょうごくじ)は京都府京都市北区小山下総町にある[[真言宗]]寺院。本尊は[[薬師如来]]。[[平安京]]外の東京極大路の東、三条大路の北(中京区弁慶石町)にあり、のち上京区上御霊竪町に移転した。単立。'''三条京極寺'''。'''京極律寺'''。山号は高陽山。 鎮守として[[京極八幡宮]]があった。 ==歴史== 774年(宝亀5年)、[[開成皇子]]が創建。当初は[[天台宗]]だった。 782年(延暦1年)、高陽親王(賀陽親王?)が2世となった。[[嵯峨天皇]]の勅願所となった。 京極八幡宮は赤八幡宮、京極寺八幡宮ともいわれ、[[日吉大社]]の末社だった。 [[延暦寺]]衆徒の強訴のためにたびたび神輿振りが行われた。 1259年(正元1年)、宗観が中興。 [[律宗]]になったのはこの時か。 応仁の乱で焼失。足利義尚が復興。 応仁以来は[[仁和寺門跡]]の末寺となった。 大正年間に現在地に移転。 (『日本歴史地名大系』ほか) [[category:京都府]]
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