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京都・成菩提院
出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2022年9月15日 (木)
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'''成菩提院'''（じょうぼだいいん）は京都府京都市伏見区竹田浄菩提院町にある寺院。[[鳥羽離宮]]泉殿の付属御堂で、[[鳥羽上皇]]の[[御願寺]]。[[九体阿弥陀堂]]があった。[[白河天皇]]の菩提寺。廃絶。跡地に[[白河天皇陵]]がある。（参考：同名寺院[[成菩提院]]） | '''成菩提院'''（じょうぼだいいん）は京都府京都市伏見区竹田浄菩提院町にある寺院。[[鳥羽離宮]]泉殿の付属御堂で、[[鳥羽上皇]]の[[御願寺]]。[[九体阿弥陀堂]]があった。[[白河天皇]]の菩提寺。廃絶。跡地に[[白河天皇陵]]がある。（参考：同名寺院[[成菩提院]]） | ||
| - | + | 鳥羽上皇が発願して1131年(天承1年)、泉殿内に創建。三条西殿の西対を移築して改造した九体阿弥陀堂があった。白河天皇の遺骨を埋め三重塔を建てて[[白河天皇陵]]としたが、塔は残っていない。 発掘調査では、現陵の北・南・北西から堀跡が見つかっている。堀からは三重塔の瓦や仏像の一部が出土した。（京都市「京都歴史散策マップ」[http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000120/120267/14.pdf]） | |
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| + | 京都府京都市南区東九条上御霊町の[[京都・九品寺]]後身という伝承がある。 | ||
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2022年9月15日 (木) 時点における最新版
成菩提院（じょうぼだいいん）は京都府京都市伏見区竹田浄菩提院町にある寺院。鳥羽離宮泉殿の付属御堂で、鳥羽上皇の御願寺。九体阿弥陀堂があった。白河天皇の菩提寺。廃絶。跡地に白河天皇陵がある。（参考：同名寺院成菩提院）
鳥羽上皇が発願して1131年(天承1年)、泉殿内に創建。三条西殿の西対を移築して改造した九体阿弥陀堂があった。白河天皇の遺骨を埋め三重塔を建てて白河天皇陵としたが、塔は残っていない。 発掘調査では、現陵の北・南・北西から堀跡が見つかっている。堀からは三重塔の瓦や仏像の一部が出土した。（京都市「京都歴史散策マップ」[1]）
京都府京都市南区東九条上御霊町の京都・九品寺後身という伝承がある。
