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仁和寺上乗院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
仁和寺上乗院
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'''上乗院'''(じょうじょういん)は、[[京都]]にあった寺院。[[仁和寺]]の脇門跡([[院家]])。[[禅林寺]]や[[南禅寺]]の近くにあった。下河原門跡。[[南禅寺]]や[[聖護院]]内などにも上乗院という寺があり、あるいは[[蓮華光院門跡]]とも混同されることもあったらしい。[[内山永久寺]]にも上乗院があった。[[仁和寺関連旧跡]]。 ==組織== ===住職=== 『望月仏教大辞典』に以下の22代の名を載せるが疑義あり。他の上乗院と混同している可能性がある。歴代数は新たに付した。 *1道乗(1215-1273):門跡初代か。頼仁親王の王子。蓮華光院門跡住職。東寺長者。小島宮と呼ばれた。[[五流尊瀧院]]を継いだともいう。 *2益助法親王:岩蔵宮出身。下河原宮。蓮華光院門跡住職。 *3益性法親王:亀山天皇皇子。蓮華光院門跡住職。 *4乗朝法親王(生没年不詳):常盤井宮恒明親王王子。蓮華光院門跡住職。 *5道永法親王:蓮華光院門跡住職。 *6寛守法親王:蓮華光院門跡住職。 *7道朝法親王(1378-1446):後円融天皇の第2皇子。蓮華光院門跡住職。 *8道喜法親王(1503-1530):後柏原天皇皇子。 *(大覚寺門跡が兼務) *9覚智(): *10良慧(良恵)(1192-1268):九条兼実の子。東大寺別当。 *11良覚(): *12道順(): *13公誉(): *14実豪(): *15実弁(): *16実済(): *17尊実(): *18公禅(): *19道〓(): *20増恵(): *21明弁(): *22乗伊(): [[Category:京都府]]
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