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仏光寺八幡別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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仏光寺八幡別院(ぶっこうじ・はちまん・べついん)は滋賀県近江八幡市孫平治町にある浄土真宗寺院。真宗仏光寺派本山仏光寺の別院。旧称は西方寺。浜御堂。(参考:同名寺院八幡別院・西方寺)
寺蔵由緒書によると聖徳太子の創建と伝え、嵯峨天皇の勅願寺になったという。建長年間、諸国に疫病が流行した時、日牟礼荘13村の住民が日牟礼八幡宮の神前で、源信作の阿弥陀如来絵像13幅を模写し掲げて念仏を唱えたところ鎮まったという。『蒲生郡志』によると、これは延徳・明応年間のことともいう。
永正年間の戦乱で焼失。1591年、魚屋町末に移転して復興。1693年、現在地に移転した。1718年本堂再建。
(日本歴史地名大系)