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仏母尊信仰

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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仏母尊信仰

目次

概要

仏母尊(ぶつもそん・しんこう)は、密教の仏尊の一つ。日本密教では、ほとんど注目されていない。 ターラー菩薩が代表的存在。日本では別のカテゴリにされている摩利支天、准テイ観音、孔雀明王は本来は女尊とされる。女尊信仰

一覧

  • 多羅菩薩:ターラー、救度仏母ともいう。白ターラー、緑ターラーなどがある。
  • 般若菩薩:般若経典が説く「般若波羅蜜」(智恵の完成)、あるいは般若経典そのものを神格化した仏尊。般若波羅蜜多菩薩、般若仏母、仏母般若ともいう。
  • 仏眼仏母:真理を見つめる眼を神格化した仏母尊。一字金輪仏頂と対になるという。
  • 仏頂尊勝仏頂尊の一つでもあるが、仏母尊ともされることがある。
  • 准胝観音:観音を名乗るが、元来は仏母尊という。准胝仏母。
  • 白衣観音:観音を名乗るが、元来は仏母尊という。白衣明妃。
  • 孔雀明王:日本では明王に区分されることが多いが、本来は仏母尊という。孔雀王母菩薩、孔雀仏母、仏母大孔雀明王、金色孔雀王ともいう。
  • 摩利支天:天部護法神とされることが普通だが、仏母尊ともされることがある。

参考文献

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E4%BB%8F%E6%AF%8D%E5%B0%8A%E4%BF%A1%E4%BB%B0」より作成

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