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伊勢山皇大神宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
伊勢山皇大神宮
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'''伊勢山皇大神宮'''(いせやまこうたいじんぐう)は、神奈川県横浜市西区宮崎町にある、[[伊勢信仰]]の神社。祭神は天照大御神。横浜開港と共に整備されたことから「横浜総鎮守」を称す。[[県社]]。[[別表神社]]。 近くに[[成田山横浜別院]]がある。 ==歴史== 創建不詳。元は戸部村(横浜市西区戸部町周辺)の海岸にあった伊勢の森という山に祀られていたという。 幕末の横浜開港にともない、[[キリスト教]]進出への警戒感が高まり、横浜の精神的支柱としての神社が求められ、明治3年4月、神奈川県知事の井関盛艮がこの祠を野毛山に遷座。明治4年、社殿を造営した。 「神奈川県宗社」と称することを政府に申請。政府からは「官幣国幣社等外別格」の社格を認められたというが不詳。 明治8年、[[県社]]に列格。 昭和3年、社殿を造営。同年、現在の神奈川県庁舎が竣工すると、その最上階の通称「キングの塔」に伊勢山皇大神宮の分霊が祀る神殿が建てられた(政教分離で廃されたとみられる)。 1953年(昭和28年)5月29日、[[神社本庁]][[別表神社]]に加列(『神社本庁十年史』)。 2003年(平成15年)4月7日、破産宣告を受けて宗教法人を解散。以後、[[神奈川県神社庁]]の境内神社として運営。2003年(平成15年)5月23日、伊勢山皇大神宮を別表神社から削除。2010年(平成22年)4月27日、神社本庁、神社設立を承認(宗教法人はまた別)。2016年(平成28年)再び別表神社に加列。 平成29年8月、神楽殿建設。 平成30年2月9日、仮殿遷座祭。神楽殿を仮殿とした。解体した旧本殿は[[鹿島御児神社]]に譲渡された。 [[伊勢神宮]][[内宮]]の西宝殿(1993年造営。2013年撤下)を移築して社殿造営。 10月1日に正遷座祭。 ==境内== *本社: *杵築宮:祭神は[[豊受姫大神]]。[[子之大神]]・姥之大神を合祀。姥之大神は[[護良親王]]の乳母だという。 *大神神社:祭神は[[大物主大神]]。奈良県[[大神神社]]を崇敬する東京の団体により1997年3月15日に鎮座。[[三輪山]]の巨岩を磐座として祀っている?三輪明神東京分祠。 *神楽殿:茅葺神明造の神殿を備える。造営中の仮殿としても使われた。前室には鳥居礼の壁画「大遷座の図」を飾る。 ==組織== ===宮司=== *5龍山庸道 *池田正宏 *阿久津裕司 [[Category:神奈川県]]
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