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伯耆・安養寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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'''安養寺'''(あんようじ)は、鳥取県米子市にある、[[後醍醐天皇]]の第27皇女'''瓊子内親王'''が創建した[[時宗]]寺院。'''会見山'''。治定の皇女墓所がある。(参考:同名寺院[[安養寺]]) 内親王は、隠岐に流される後醍醐天皇を追って、出雲国美保関まで来たが捕まり、伯耆国車尾(くずお)に軟禁される。ここで、[[遊行寺]]5世安国(6世一鎮とも)に帰依し、出家して'''安養尼'''と名乗った。その後、父帝が京都に帰還しても戻らなかった。南朝元弘2年(1332、北朝正慶元年)、後醍醐天皇は京都から阿弥陀如来像、仏舎利を送り、土地を寄進させて、寺院としたという。境内に治定の[[瓊子内親王墓]]がある。(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』) [[category:鳥取県]]
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