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信濃・西蓮寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2016年2月26日 (金)
西蓮寺 さいれんじ | |
概要 | 証空旧跡にある寺院。 |
奉斎 | 善光如来(『証空事典』) |
所在地 | 長野県小県郡長和町古町3892 |
所在地(旧国郡) | 信濃国小県郡 |
所属(現在) | 浄土宗 |
格式など | |
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目次 |
概要
西蓮寺(さいれんじ)は、長野県小県郡長和町の証空旧跡にある浄土宗寺院。(参考:同名寺院西蓮寺)
伊那(元善光寺)から長野(善光寺)に善光寺如来が遷座する途中に当地の人々が善光寺如来を迎えるために創建。 その後、1204年(元久1年)、法然の弟子の遊蓮房円照が復興したという[1]。
証空は、当麻寺にて当麻曼荼羅が善導の『観経疏』に基づいていると見極め、そのことを善光寺に報告するために信濃に向かった。1232年(貞永1年)、その途中に滞在したのがこの寺である。 1645年(正保2年)に山崩れで被災して現在地に移転。
画像
参考文献
- 高橋慎一朗、2007『浄土宗西山派史話 人と寺院』
- 中西随功監修、2011『証空事典』東京堂出版
脚注
- ↑ 遊蓮房円照は1177年(治承1年)に死去しているため、矛盾する。