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修験道の本山寺院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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(?有力寺院)
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*[[浄土寺]]:真言宗醍醐派準別格本山。
*[[浄土寺]]:真言宗醍醐派準別格本山。
*[[阿波・大山寺|大山寺]]:真言宗醍醐派準別格本山。
*[[阿波・大山寺|大山寺]]:真言宗醍醐派準別格本山。
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*[[摩尼寺]]:真言宗醍醐派準別格本山。
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*[[摩尼院]]:真言宗醍醐派準別格本山。
*[[讃岐・吉祥寺|吉祥寺]]:真言宗醍醐派準別格本山。
*[[讃岐・吉祥寺|吉祥寺]]:真言宗醍醐派準別格本山。
*[[讃岐・普門院|普門院]]:真言宗醍醐派準別格本山。
*[[讃岐・普門院|普門院]]:真言宗醍醐派準別格本山。

2017年5月24日 (水) 時点における版

修験道の本山寺院 

目次

概要

修験道本山寺院


近代以前

吉野

本山派

天台宗寺門派門跡寺院聖護院を総本山と仰ぐ流派を本山派と呼ぶ。先達を務める寺院が多数あったが、特に代表的な27寺を二十七先達と呼ぶ。神祇信仰と習合していた神社が多く、二十七先達の寺院は明治の廃仏毀釈で廃絶になったのがほとんどで、現存するのは5寺に過ぎない。九州中国地方の有力修験であった宝満山求菩提山五流尊瀧院を配下に治め、座主宿老の格式を与えた。詳細は修験道本山派の先達寺院を参照。

総本山格

地方本山格

  • 有智山寺:福岡県太宰府市の有力霊山宝満山にあった天台宗寺院。聖護院末となり、座主の格式を持ったが、明治維新で寺は廃絶。現在、竈門神社がある。大山寺、竈門山寺などとも呼ぶ。
  • 護国寺:福岡県豊前市の有力霊山求菩提山にあった天台宗寺院。聖護院末となり、座主の格式を持ったが、明治維新で寺は廃絶。現在、国玉神社がある。
  • 五流尊瀧院:岡山県倉敷市にある地方の有力流派五流修験の拠点寺院。皇室ゆかりの寺院。聖護院末となり、宿老の格式を持ったが、現在は独立して修験道本庁の総本山となっている。

二十七先達

江戸触頭

  • 大聖院:東京都新宿区にある二十七先達寺院。西向天神社別当。
  • 大乗院:江戸赤坂にあった二十七先達寺院。廃絶。赤坂氷川神社別当。

当山派

聖護院を至高の総本山と仰ぐ本山派に対し、当山派における醍醐寺三宝院の地位は江戸時代以降のものである。歴史的に当山派は、大和国周辺の真言修験寺院を中心に形成されてきた。その中心となった先達寺院の代表的な12寺を十二正大先達と呼ぶ。詳細は修験道当山派の先達寺院を参照。

総本山格

十二正大先達

諸国総袈裟頭・江戸触頭

伊勢方・熊野方・地客方

天台宗山門派の修験寺院

全国的な独立宗派を築くには至らなかったが地方で本山級の格式を持った寺院。吉野金峰山寺と同じくいずれも天台宗山門派

近現代の本山寺院

総本山格

大峰山寺護持院

独立地方本山

有力寺院

参考文献

  • 宮家準 1999『修験道組織の研究』春秋社

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E4%BF%AE%E9%A8%93%E9%81%93%E3%81%AE%E6%9C%AC%E5%B1%B1%E5%AF%BA%E9%99%A2」より作成

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