ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

儒学者旧跡

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(?日本)
(?近世)
(間の18版分が非表示)
3行: 3行:
== 一覧 ==
== 一覧 ==
===中国===
===中国===
 +
*周公旦
*[[孔子]]
*[[孔子]]
*[[顔回]]
*[[顔回]]
9行: 10行:
*[[朱子]]
*[[朱子]]
*[[王陽明]]
*[[王陽明]]
 +
===朝鮮===
===朝鮮===
*[[李滉]]
*[[李滉]]
*[[李珥]]
*[[李珥]]
===日本===
===日本===
-
*[[王仁]]
+
中国や朝鮮と異なり、日本には儒学者を祭祀の対象とする文化はなかったが、現在では多くの神社に祀られている。
-
*[[吉備真備]]
+
====古代・中世====
-
*淡海三船
+
*[[王仁]]
-
*石上宅嗣
+
*[[吉備真備]]
-
*上杉憲実
+
*淡海三船:
 +
*石上宅嗣:
 +
*上杉憲実:
 +
*清原頼業:[[車折神社]]
 +
*小野篁:[[小野照崎神社]]
 +
*[[菅原道真]]:
 +
*大江匡房:
 +
*春澄善縄:『続日本後紀』編者の一人。[[春澄神社]]に祀られた。
 +
 
 +
====近世====
 +
*[[藤原惺窩]](1561-1619):近世朱子学の祖。冷泉為純の子。初めは[[臨済宗]]僧侶で、[[相国寺]]で首座に昇った。
 +
*[[林羅山]](1583-1657):朱子学者。[[林家]]の祖。
 +
*谷時中(1598-1649):朱子学者。[[清川神社]]祭神。
 +
*[[徳川義直]](1600-1650):[[湯島聖堂]]を建立。[[尾陽神社]]に祀られている。
 +
*[[朱舜水]](1600-1682):
 +
*中江藤樹(1608-1648):[[藤樹神社]]、[[藤樹祠堂]]に祀られている。
 +
*[[池田光政]](1609-1682):[[閑谷学校]]。[[閑谷神社]]などに祀られている。
 +
*[[吉川惟足]](1616-1694):吉川神道の祖。
 +
*[[保科正之]](1611-1672):会津藩主。[[土津神社]]祭神。
 +
*野中兼山(1615-1664):朱子学者。1650年、家廟を建てて祭祀を怠らなかった[http://hdl.handle.net/10112/3044]。日本の儒式家廟は儒者といえども例が少ない。[[兼山神社]]、[[野中神社]]、兼山神社(室戸市王子宮境内)などに祀られる。
 +
*[[山崎闇斎]](1618-1682):朱子学者。[[垂加神道]]の開祖。[[垂加霊社]]([[下御霊神社]]内)などに祀られる。
 +
*[[熊沢蕃山]](1619-1691):陽明学者。
 +
*[[木下順庵]](1621-1698):朱子学者。
 +
*山鹿素行(1622-1685):儒学者・兵学者。
 +
*伊藤仁斎(1627-1705):古義学の祖。
 +
*[[徳川光圀]](1628-1700):水戸藩主。[[水戸学]]の祖。弘道館を創設。[[常磐神社]]などに祀られている。
 +
*貝原益軒(1630-1714):
 +
*佐藤直方(1650-1719):朱子学者。山崎闇斎に師事。崎門三傑の一人。しかし、師を神道偏重と批判して破門された。
 +
*浅見絅斎(1652-1711):朱子学者。山崎闇斎に師事。崎門三傑の一人。しかし、師を神道偏重と批判して一時破門された。のち神道を学びその教説は「望楠軒神道」と呼ばれた。
 +
*[[新井白石]](1657-1725):
 +
*[[室鳩巣]](1658-1734):
 +
*三宅尚斎(1662-1741):朱子学者。山崎闇斎に師事。崎門三傑の一人。
 +
*谷秦山(1663-1718):朱子学者。山崎闇斎、浅見絅斎に師事。
 +
*荻生徂徠(1666-1728):
 +
*[[雨森芳洲]](1668-1755):
 +
*伊藤東涯():儒学者。伊藤仁斎の長男。
 +
*青木昆陽(1698-1769):儒学者。蘭学者。飢饉対策としてサツマイモ増産に努め、甘藷先生と呼ばれた。[[昆陽神社]]に祀られている。
 +
*竹内式部(1712-1767):
 +
*山県大弐(1725-1767):[[山県神社]]
 +
*古賀精里(1750-1817):
 +
*蒲生君平(1768-1813):[[蒲生神社]]
 +
*藤田幽谷(1774-1826):後期水戸学の祖。尊王攘夷を主張。
-
*[[藤原惺窩]]
+
====幕末・近現代====
-
*[[林羅山]]:朱子学者
+
*会沢正志斎(1782-1863):水戸学者。藤田幽谷の弟子。徳川斉昭擁立を支持。藩校弘道館の創設に尽力。主著『新論』。
-
*[[山崎闇斎]]:朱子学者。[[垂加神道]]の開祖。
+
*山田方谷(1805-1877):陽明学者。備中松山藩の藩政改革に成功。明治維新後、閑谷学校改革を行う。
-
*[[吉川惟足]]
+
*藤田東湖(1806-1855):水戸学者。藤田幽谷の次男。徳川斉昭擁立を支持。藩校弘道館の創設に尽力『弘道館記述義』を記す。安政大地震で圧死。[[東湖神社]](常磐神社内)に祀られている。
-
*[[徳川光圀]]:水戸藩主。[[水戸学]]の祖。弘道館を創設。
+
*佐久間象山(1811-1864):兵学者。朱子学者。蘭学者。[[象山神社]]祭神。
-
*[[池田光政]]:[[閑谷学校]]
+
*渋沢栄一(1840-1931):実業家。[[渋沢神社]]に祀られている。
-
*[[徳川義直]]:[[湯島聖堂]]を建立
+
*安岡正篤(1898-1983):[[金鶏神社]]に合祀されている。
-
*[[木下順庵]]
+
-
*[[新井白石]]
+
-
*[[室鳩巣]]
+
-
*[[雨森芳洲]]
+
-
*[[熊沢蕃山]]
+
-
*朱舜水
+
-
*藤田幽谷
+
-
*会沢正志斎
+
-
*藤田東湖
+
-
*山鹿素行
+
-
*伊藤仁斎
+
-
*荻生徂徠
+
-
*浅見絅斎
+
-
*貝原益軒
+
-
*古賀精里
+
-
*中江藤樹
+
-
*渋沢栄一
+
-
[[category:人物旧跡]]
+
[[category:人物旧跡|*]]

2020年9月22日 (火) 時点における版

儒学者旧跡。儒教の学者。

目次

一覧

中国

朝鮮

日本

中国や朝鮮と異なり、日本には儒学者を祭祀の対象とする文化はなかったが、現在では多くの神社に祀られている。

古代・中世

近世

  • 藤原惺窩(1561-1619):近世朱子学の祖。冷泉為純の子。初めは臨済宗僧侶で、相国寺で首座に昇った。
  • 林羅山(1583-1657):朱子学者。林家の祖。
  • 谷時中(1598-1649):朱子学者。清川神社祭神。
  • 徳川義直(1600-1650):湯島聖堂を建立。尾陽神社に祀られている。
  • 朱舜水(1600-1682):
  • 中江藤樹(1608-1648):藤樹神社藤樹祠堂に祀られている。
  • 池田光政(1609-1682):閑谷学校閑谷神社などに祀られている。
  • 吉川惟足(1616-1694):吉川神道の祖。
  • 保科正之(1611-1672):会津藩主。土津神社祭神。
  • 野中兼山(1615-1664):朱子学者。1650年、家廟を建てて祭祀を怠らなかった[1]。日本の儒式家廟は儒者といえども例が少ない。兼山神社野中神社、兼山神社(室戸市王子宮境内)などに祀られる。
  • 山崎闇斎(1618-1682):朱子学者。垂加神道の開祖。垂加霊社下御霊神社内)などに祀られる。
  • 熊沢蕃山(1619-1691):陽明学者。
  • 木下順庵(1621-1698):朱子学者。
  • 山鹿素行(1622-1685):儒学者・兵学者。
  • 伊藤仁斎(1627-1705):古義学の祖。
  • 徳川光圀(1628-1700):水戸藩主。水戸学の祖。弘道館を創設。常磐神社などに祀られている。
  • 貝原益軒(1630-1714):
  • 佐藤直方(1650-1719):朱子学者。山崎闇斎に師事。崎門三傑の一人。しかし、師を神道偏重と批判して破門された。
  • 浅見絅斎(1652-1711):朱子学者。山崎闇斎に師事。崎門三傑の一人。しかし、師を神道偏重と批判して一時破門された。のち神道を学びその教説は「望楠軒神道」と呼ばれた。
  • 新井白石(1657-1725):
  • 室鳩巣(1658-1734):
  • 三宅尚斎(1662-1741):朱子学者。山崎闇斎に師事。崎門三傑の一人。
  • 谷秦山(1663-1718):朱子学者。山崎闇斎、浅見絅斎に師事。
  • 荻生徂徠(1666-1728):
  • 雨森芳洲(1668-1755):
  • 伊藤東涯():儒学者。伊藤仁斎の長男。
  • 青木昆陽(1698-1769):儒学者。蘭学者。飢饉対策としてサツマイモ増産に努め、甘藷先生と呼ばれた。昆陽神社に祀られている。
  • 竹内式部(1712-1767):
  • 山県大弐(1725-1767):山県神社
  • 古賀精里(1750-1817):
  • 蒲生君平(1768-1813):蒲生神社
  • 藤田幽谷(1774-1826):後期水戸学の祖。尊王攘夷を主張。

幕末・近現代

  • 会沢正志斎(1782-1863):水戸学者。藤田幽谷の弟子。徳川斉昭擁立を支持。藩校弘道館の創設に尽力。主著『新論』。
  • 山田方谷(1805-1877):陽明学者。備中松山藩の藩政改革に成功。明治維新後、閑谷学校改革を行う。
  • 藤田東湖(1806-1855):水戸学者。藤田幽谷の次男。徳川斉昭擁立を支持。藩校弘道館の創設に尽力『弘道館記述義』を記す。安政大地震で圧死。東湖神社(常磐神社内)に祀られている。
  • 佐久間象山(1811-1864):兵学者。朱子学者。蘭学者。象山神社祭神。
  • 渋沢栄一(1840-1931):実業家。渋沢神社に祀られている。
  • 安岡正篤(1898-1983):金鶏神社に合祀されている。
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%84%92%E5%AD%A6%E8%80%85%E6%97%A7%E8%B7%A1」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール