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元興寺小塔院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
元興寺小塔院
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'''元興寺小塔院'''(がんごうじ・しょうとういん)は、奈良県奈良市にある[[真言宗]]寺院。本尊は[[虚空蔵菩薩]]。古代[[元興寺]]の小塔堂を起源とする。[[元興寺関連旧跡]]。[[真言律宗西大寺派]]。現在の正式名称は'''小塔院'''。 == 歴史 == 『続日本後紀』に承和元年、護命が元興寺小塔院で死去したとあるのが初出か。 『七大寺巡礼私記』には小塔堂には[[吉祥天]]と八万四千の小塔を祭り、'''吉祥堂'''ともいったという。 独立寺院となったのは鎌倉時代頃か。弘安10年(1287)、[[西大寺流]]の順忍([[忍性]]の弟子)が住職になっており、以後、[[西大寺]]末になったとみられる。 宝徳3年(1451)の大火で焼失か。宝暦年間頃に本堂が建てられたが、寛政3年(1791)8月の暴風で大破した。 (日本歴史地名大系、東洋文庫感身学正記注) [[category:奈良県]]
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