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元興寺小塔院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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『続日本後紀』に承和元年、護命が元興寺小塔院で死去したとあるのが初出か。 | 『続日本後紀』に承和元年、護命が元興寺小塔院で死去したとあるのが初出か。 | ||
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2017年11月12日 (日) 時点における版
元興寺小塔院(がんごうじ・しょうとういん)は、奈良県奈良市にある真言宗寺院。本尊は虚空蔵菩薩。古代元興寺の小塔堂を起源とする。元興寺関連旧跡。真言律宗西大寺派。現在の正式名称は小塔院。
歴史
『続日本後紀』に承和元年、護命が元興寺小塔院で死去したとあるのが初出か。 『七大寺巡礼私記』には小塔堂には吉祥天と八万四千の小塔を祭り、吉祥堂ともいったという。独立寺院となったのは伽藍が焼失した宝徳3年以降のこととみられる。 宝暦年間頃に本堂が建てられたが、寛政3年(1791)8月の暴風で大破した。 (日本歴史地名大系)