ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

八幡・大乗院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

2019年12月1日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

大乗院(だいじょういん)は、京都府八幡市の石清水八幡宮の下院にあった真言南都仏教の寺院。廃絶。叡尊旧跡善法寺金剛寺法園寺寿徳院と共に石清水五律家の一つで、唯一の西大寺末。関東祈祷所石清水八幡宮関連旧跡唐招提寺関連旧跡乗神宮寺大乗律院ともいう。現在の京阪八幡市駅あたりにあったという。(参考 同名寺院大乗院

歴史

寛治2年(1088)に石清水八幡宮23代別当の頼清が創建。その後、承徳3年(1099)に勅願寺となる。弘安4年(1281)閏7月、叡尊は元寇に際して、大乗院で降伏の祈祷を行い、霊験が認められて当寺が与えられた。以後、西大寺末となった。別当45世良清の子の宗雅は永仁7年(1299)、出家して乗月と称し、大乗院に住した。 江戸時代には朱印50石を領した。江戸時代末には高良神社を管理していた。鳥羽伏見の戦いで焼失。神仏分離令を受け、明治2年5月、西大寺は大乗院を管轄から除外し、廃寺となった。五輪塔が善法寺に移されて残る。

http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%85%AB%E5%B9%A1%E3%83%BB%E5%A4%A7%E4%B9%97%E9%99%A2」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール