出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年3月23日 (木)
加佐登神社(かさど・じんじゃ)は、三重県鈴鹿市加佐登町(伊勢国鈴鹿郡)にある日本武尊を祀る神社。加佐登白鳥塚が隣接する。御笠殿、御笠社とも。官社伊勢・倭文神社を合祀。
歴史
標高69mの椎山の上にある。
国学者の本居宣長は『古事記伝』で加佐登の白鳥塚こそが能褒野墓だと推定した。1829年(文政12年)、平田篤胤も『白鳥陵御笠殿社由来記』[1][2]を記して、支持した。富岡鉄斎が描いた「能褒野陵并笠殿」という絵巻が神社に残るという。
(日本歴史地名大系ほか)
境内・関連旧跡