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北白川廃寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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北白川廃寺(きたしらかわはいじ)は京都府京都市左京区北白川大堂町にあった古代寺院。瓜生山の南西麓、白川通と御蔭通が交わる「北白川別当交差点」の北側に当たる。1934年(昭和9年)に都市計画事業で偶然発見され、その後の発掘から金堂跡と塔跡と見られる遺構が確認されている。飛鳥時代後半に創建され、平安時代の終わりごろまで続いたと考えられている。このあたりに居住した粟田氏の氏寺の粟田寺の跡だと言われている。跡地碑などはない。(現地説明会資料[1])