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南都・西照寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
南都・西照寺
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[[File:南都西照寺_(2).JPG|thumb|300px|徳川家康墓]] '''西照寺'''は奈良県奈良市今辻子町にある[[浄土宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]。単立。家康院。山号は紫雲山。(参考:同名寺院[[西照寺]]) [[西大寺]][[叡尊]]が下三条(今辻子町の南隣の町名)に開いた'''禅松庵'''が起源と伝わる。 1556年、今川義元の子の英誉良阿が[[興福寺]][[一乗院門跡]]より西照寺の名を授かり、浄土宗に改め現在地に復興した。 境内には東照宮があった。奈良奉行が赴任すると参拝に訪れたという。そこに祀られていた[[徳川家康]]の位牌が現存。境内には徳川家康塔(元治年間)と百万供養塔がある。百万という人物は十万([[唐招提寺]][[導御]](1223-1311)のことか)の母で[[春日大社]]の巫女だったという。十万との生き別れのエピソードが知られる。 1954年、現在の本堂を再建した。本尊は、腹帯阿弥陀如来と呼ばれ、[[源義仲]]の母の栄松院が安産守護を願って造立したものという。 <Gallery widths="200" heights="150" perrow="2"> File:南都西照寺_(1).JPG| File:南都西照寺_(3).JPG| File:南都西照寺_(4).JPG| File:南都西照寺_(5).JPG| </Gallery> [[category:奈良県]]
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