出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年12月22日 (木)
南龍神社(なんりゅう・じんじゃ)は、和歌山県和歌山市にあった、和歌山徳川家の祖徳川頼宣を祀る神社。和歌山東照宮に合祀された。県社。明治初年、東照宮別当の天曜寺が廃絶となり、頼宣の霊廟も廃されたが、1874年(明治7年)に旧臣らが奉斎神社の創建を発起し許可を得た。霊廟の跡地周辺に創建された。1875年(明治8年)11月23日に県社に列格(晦結溢言)。12月15日、鎮座式(晦結溢言)。1876年(明治9年)5月、「建南龍神社記」碑を建立。
1920年(大正9年)、和歌山東照宮に合祀された。