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博多・崇福寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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崇福寺(そうふくじ)は、福岡県福岡市博多区にある臨済宗寺院。十刹。元は太宰府にあった(太宰府・崇福寺)が、博多に移転。臨済宗大徳寺派専門道場が設置されている。臨済宗大応派の拠点となった。崇福僧堂。(参考:同名寺院崇福寺_(同名)


目次

組織

歴代住職1

  • 円爾弁円(1202-1280)<1241>:
  • 湛慧()<>:実質的な開山。随乗房。入宋して師の円爾弁円と共に無準師範に学ぶ。帰国後、1240年(仁治1年)に大宰府に崇福寺を開き、翌年、師の円爾を迎えた。
  • 山叟慧雲(1227-1301)<1269>:円爾弁円の法嗣。1258年(正嘉2年)入宋して断橋妙倫に学ぶ。1268年(文永5年)帰国して承天寺住職。1269年(文永6年)崇福寺住職。近江安楽寺、陸奥勝満寺、陸奥東昌寺を創建。1295年(永仁3年)3月東福寺5世。塔所は東福寺正覚庵。諡号は仏智禅師。 「山叟恵雲」。

歴代住職2

  • 1南浦紹明(1235-1309)<1272>:応燈関派の開祖。虚堂智愚の法嗣。円爾の甥。1270年(文永7年)筑前興徳寺、1272年(文永9年)崇福寺住職に就任して33年間在職。1304年(嘉元2年)後宇多法皇の詔で上洛。1305年(嘉元3年)万寿寺。1307年(徳治2年)建長寺13世。万寿寺住職。山城・妙勝寺開山。妙興寺勧請開山。塔所は龍翔寺祥雲庵、建長寺天源庵、崇福寺瑞雲庵。円通大応国師。
  • 宗峰妙超(1282-1337)<1331>:大徳寺開山。南浦紹明の法嗣。最初は播磨・円教寺で戒律を学ぶ。鎌倉建長寺で学び、万寿寺で高峯顕日の教えを受ける。上洛した南浦紹明を韜光庵に尋ねて師事。師の死後、京都雲居庵に滞在。1326年(嘉暦1年)大徳寺を創建。1331年(元弘1年/元徳3年)崇福寺住職。興禅大灯国師。高照正灯国師。
  • 7済川宗津()<>:南浦紹明の弟子。
  • 8月堂宗規(1285-1361)<>:南浦紹明の法嗣。崇福寺、妙楽寺開山、1353年(正平8年/文和2年)聖福寺25世を歴任。
  • 9秀崖宗胤(?-1349)<>:南浦紹明の法嗣。聖福寺30世。
  • 物外可什(1286-1363)<>:南浦紹明の法嗣。崇福寺、万寿寺、浄智寺、建長寺を歴任。真照大定禅師。
  • 双峰宗源(1263-1335)<>:円爾の法嗣。崇福寺、東福寺12世、南禅寺7世を歴任。双峰国師。
  • 10可翁宗然(?-1345)<>:南浦紹明の法嗣。崇福寺、万寿寺、建仁寺28世、南禅寺18世、禅通寺開山、京都円福寺を歴任。塔所は建仁寺天潤庵。
  • 14明室宗喆()<>:絶崖宗卓の弟子。聖福寺26世。
  • 大綱全挙(?-1367)<>:聖福寺31世。
  • 18象外宗越()<>:月堂宗規の法嗣。聖福寺37世。
  • 21定翁以禅()<>:聖福寺36世。
  • 32洪山宗範(1318-1396)<>:秀崖宗胤の法嗣。聖福寺49世。
  • 37清隠慶一()<>:聖福寺55世。
  • 64梅僊宗林(?-1468)<>:聖福寺86世。
  • 休翁宗万(1471-1534)<>:悦渓宗悟の法嗣。大永年間に就任。大徳寺87世。
  • 晋挙宗才()<1466>:

歴代住職3

  • 春屋宗園(1529-1611)<1600>:崇福寺中興。笑嶺宗〓の法嗣。1600年(慶長5年)崇福寺を現在地に移転して復興。大徳寺111世。和泉薬泉寺、近江瑞岳寺を創建。1611年(慶長16年)2月9日死去。83歳。朗源天真禅師。大宝円鑑国師。
  • 79江月宗玩(1574-1643)<1621>:春屋宗園の法嗣。1610年(慶長15年)大徳寺156世、1611年(慶長16年)龍光院2世、1621年(元和7年)惣見院、同年崇福寺79世、興徳寺、妙楽寺、南宗寺13世、平戸正宗寺を歴任。
  • 渡辺玄外(1857-1928)<>:
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%8D%9A%E5%A4%9A%E3%83%BB%E5%B4%87%E7%A6%8F%E5%AF%BA」より作成

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