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古四王神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年9月24日 (土)

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古四王神社

古四王神社は秋田県秋田市寺内児桜(出羽国秋田郡)にある古四王信仰の総本社。 祭神は武甕槌命大彦命国幣小社神社本庁別表神社秋田城の守護神。 別当は出羽・四天王寺

目次

奉斎

  • 武甕槌命
  • 大彦命

祭神について古来論争がある。蝦夷の信仰する神や齶田浦神との関係、四天王との関係、「越王」の意味するところ、社伝との整合性が主な論点である。

歴史

  • 大彦命、創建
  • 658年4月:日本書紀に蝦夷征討で齶田蝦夷恩荷が官軍に服し、齶田浦神に誓ったという。齶田浦神が古四王神社に当たるという。
  • 阿倍比羅夫が大彦命を合祀
  • 延暦年間:坂上田村麻呂が再興
  • 830年:四王堂が倒壊
  • 1870年:古四王神社と改称
  • 1872年4月:郷社
  • 1876年2月:県社
  • 1882年4月:国幣小社。

(『日本歴史地名大系』、『国史大辞典』ほか)

境内

組織

祠官

  • 荒川秀種(1827-1882):久保田藩士。平田篤胤に師事。

宮司

  • 小野崎通亮()<1882->:1882年10月19日、古四王神社宮司。
  • 大山重華()<1903->:1903年1月、古四王神社宮司。
  • 小林太十郎(1885-1976)<1939-1945>:(略歴は真清田神社#組織を参照)
  • 西田重一
  • 亀井寛造
  • 亀井有三
  • 亀井哲夫()<>:

資料

  • 『秋田県史』資料編明治編下
  • 小野崎通亮『古四王神社考』[1]
  • 菅江真澄『真澄遊覧記』
  • 新野直吉『出羽の国』
  • 新野直吉「蝦夷の神祇信仰」『神道学』30
  • 桜井徳太郎「古四王神社の特殊祭事と信仰伝承」『社会と伝承』4-3
  • 1947『寺内町誌』
  • 『古事類苑』「古四王神社」[2]
  • 大山宏1979「古四王神社の源流を尋ねて」[3]
  • 藤原相之助1979「古四王神社の意義に就いて」[4]
  • 田口松圃1979「国宝建造物 古四王神社に就いて」[5]
  • 1941『官国幣社特殊神事調』「古四王神社」[6]
  • 1960『秋田市の歴史』「古四王神社」[7]
  • 1981『秋田市史上』「秋田城と古四王神社」[8]
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%8F%A4%E5%9B%9B%E7%8E%8B%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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