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台中市忠烈祠
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2013年1月25日 (金) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
台中市忠烈祠 たいちゅうし ちゅうれつし | |
概要 | 台中市の忠烈祠。国幣小社台中神社跡地に位置する。 |
所在地 | 台中市北区力行路260号 |
種別 | 地方忠烈祠 |
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台中市の忠烈祠。入祀烈士は502員である(2010年現在。資料B)。民国38年(1949年)の国民政府遷台後に創建されたらしい。日本植民地時代の国幣小社台中神社の跡地に神社社殿をそのまま転用して創建された。民国59年(1970年)に中国宮殿式建築に改築された。
台中市市街地の中心部、学校やスポーツ施設などが集まる区画の一画に位置する。地方政府管理の忠烈祠としては大型の忠烈祠であり、超大型の台北市忠烈祠に次ぐ規模である。正殿のほか前殿と山門があり、広大な参道を軸に並んでいる。正殿には中央に共同の霊位があり、左右に個別の霊位が祀られている。旧市長公館前に植えられていた昭和天皇(当時皇太子)親植のソテツが敷地内に移植されている。孔廟と隣接しており、忠烈祠とともに管理されている。春祭国殤は3月29日の革命先烈紀念日に行われ、秋祭国殤は9月3日の軍人節(日中戦争日本降伏日)に行われている。春祭には合わせて清明節として黄帝遥祭も行われている。
(資料A:ウェブサイト国防部後備司令部『祠祀葬〓』「台中市忠烈祠」[1]、資料B:内政部資料2011年1月「忠烈祠祀概況」、資料C:ウェブサイト『台中市孔廟・忠烈祠』[2])