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名田庄・泰山府君社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
名田庄・泰山府君社
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[[ファイル:名田庄泰山府君社・泰山府君社跡2.jpg|thumb|500px|泰山府君社の社殿跡]] 泰山府君社は福井県大飯郡おおい町名田庄納田終にあった[[陰陽道]]・[[土御門神道]]の神社。祭神は[[泰山府君]]。[[土御門家]]ゆかり。 ==歴史== [[ファイル:名田庄加茂神社006.jpg|thumb|400px|泰山府君社を合祀した名田庄加茂神社]] [[ファイル:名田庄加茂神社011.jpg|thumb|400px|名田庄加茂神社の本殿にある「天社泰山府君」扁額]] *永正年間、土御門有宣が屋敷地に創建 *土御門家帰洛後は谷川家が守った。 *1854年(安政1年)願書[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/213] *1908年(明治41年)あるいは1917年(大正6年)に[[名田庄・加茂神社]]に合祀された(わかさ名田庄村誌[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/100]、[https://dl.ndl.go.jp/pid/2274592/1/11])。 ==境内== [[file:名田庄泰山府君社・天壇01.jpg|thumb|500px|「天壇」と呼ばれる祭壇。詳細不明]] *泰山府君社:跡地がある。名田庄・加茂神社に合祀された。旧社殿は「口坂本の神社」(末多徒神社か)に移築されたという[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/100]。 *天壇:どのような性格の祭壇なのか不詳。沿革も不詳。中国の[[天壇]]との関係も不明。 *葛の葉稲荷神社 *祠:不詳 *祠:不詳 *祠:不詳 *安倍晴明不動明王: *[[天社土御門神道本庁]]: *禅定寺跡:屋敷跡という。 <Gallery widths="300" heights="200" perrow="3"> file:名田庄泰山府君社・参道1.jpg|参道。鳥居に「土御門総社」の扁額がある。 file:名田庄泰山府君社・参道2.jpg|参道 file:名田庄泰山府君社・参道3.jpg|参道 file:名田庄泰山府君社・泰山府君社跡2.jpg|泰山府君社跡 file:名田庄泰山府君社・泰山府君社跡1.jpg|泰山府君社跡 file:名田庄泰山府君社・天壇04.jpg|天壇 file:名田庄泰山府君社・天壇03.jpg|天壇 file:名田庄泰山府君社・天壇02.jpg|天壇 file:名田庄泰山府君社・天壇01.jpg|天壇 file:名田庄泰山府君社・葛の葉稲荷神社.jpg|葛の葉稲荷神社 file:名田庄泰山府君社・祠2.jpg|祠 file:名田庄泰山府君社・祠1.jpg|祠 file:名田庄泰山府君社・境内・七福神.jpg|七福神 file:名田庄泰山府君社・境内2.jpg|境内 file:名田庄泰山府君社・境内1.jpg|境内 </Gallery> ==資料== [[陰陽道#資料]]や[[土御門家#資料]]も参照。この欄は名田庄関連にしぼる予定。 ===地誌など=== *牧田近俊1693年(元禄6年)頃『若狭郡県誌』「土御門家宅跡」[https://dl.ndl.go.jp/pid/1114249/1/27] *牧田近俊1693年(元禄6年)頃『若狭郡県誌』「泰山府君ノ祠」[https://dl.ndl.go.jp/pid/1114249/1/37] *伴信友1837年(天保8年)『若狭国神名帳私考』「正五位善積河上明神」[https://dl.ndl.go.jp/pid/991313/1/108] *1922年(大正11年)『若狭遠敷郡誌』「加茂神社」[https://dl.ndl.go.jp/pid/965807/1/95] *1971年(昭和46年)『わかさ名田庄村誌』 **「安倍(土御門)家の墓・屋敷跡ならびに泰山府君社跡」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/99] **「安倍(土御門)家と名田庄」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/100] **「近世における陰陽道の再編成」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/123] **「地の神信仰の変遷」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/145] **「薬師堂」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/221] **「谷川家文書」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/257] **「土御門家墓所」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/260] **「皇子塚」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/260] **「土御門家文書・泰山府君祭料上村関係」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/297] **「泰山府君都状他」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9536110/1/298] ===文献=== *藤田義男1951『古暦の信仰―こよみの見方秘法』 *藤田義男1970『天社土御門神道沿革概史』 *藤田義男1970『安倍家若狭納田終在城考』 *藤田義男1971『若狭名田荘々園の研究』 *陰陽道額田歴代組編史委員会1957『陰陽道と額田歴代組』[https://dl.ndl.go.jp/pid/3454365]、図「若狭名田庄に於ける土御門家の旧跡」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3454365/1/41] *1973『若狭土御門霊場付近の神々』 *1986『市町村で見る福井県の歴史』「暦のふる里」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9540069/1/338] *山本信哉1912「土御門神道1」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3364853/1/20] *山本信哉1912「土御門神道2」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3364854/1/13] *山本信哉1912「土御門神道3」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3364860/1/20] *山本信哉1912「土御門神道4」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3364862/1/18] *山本信哉1913「土御門神道5」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3364865/1/20] *山上伊豆母1961「陰陽道の伝流と土御門「歴代組」の一考察」[https://dl.ndl.go.jp/pid/2215311/1/13] *和島芳男1969「高岡本孟子抄について下」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3432179/1/2] *西田長男1976「明治維新政府の宗教改革」[https://dl.ndl.go.jp/pid/2274592/1/10] *岩佐貫三1979「土御門家・天曹地府祭の性格と実態」[https://dl.ndl.go.jp/pid/4417094/1/31] *遠藤克己1987「陰陽道祭についての一考察―若杉文書を中心として」[https://dl.ndl.go.jp/pid/6072762/1/2] *木場明志1992「明治以降の土御門系陰陽師」[https://dl.ndl.go.jp/pid/4426844/1/10] *木場明志1996「近代における陰陽師のゆくえ」[https://dl.ndl.go.jp/pid/4437204/1/9] *高原豊明1995「安倍晴明伝説―京の晴明伝説を中心に」[https://dl.ndl.go.jp/pid/4426847/1/7] *長谷川靖高2005『大阪安倍晴明神社関係資料集』 *仲田篤史2013「天社土御門神道の一考察―天社神道行事壇の復元」 *須川建美2019『写真集・天社土御門神道の祭り―若狭のまつり』 *菊地卓「「土御門神道」と晃麓の神職たち」『鹿沼史林』42 [[Category:福井県]]
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