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善慧寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2012年6月30日 (土) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
証空創建の寺院。 『善慧寺濫觴』によると、証空が46歳のとき蓮生を伴った奥州に向かう途中に創建したという。あるいは寺伝よると1223年(貞応2年)証空が関東布教に向かうときに創建したともいう。『法然上人行状絵図(四十八巻伝)』によると、証空が善峯寺から善光寺に向かう途中に11寺院を建立したというが、その一つとも言われる。
享徳年間には七堂伽藍があり、塔頭が80あったという。八百津宿は木曽川による木材運搬の要衝。後花園天皇から贈られたという勅額「西山嫡流」を示す石碑がある。