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四天王寺念仏三昧院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
四天王寺念仏三昧院
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'''四天王寺念仏三昧院'''は大阪府大阪市天王寺区(摂津国東成郡)の[[四天王寺]]にあったとみられる[[浄土教]]寺院。[[四天王寺関連旧跡]]。[[四天王寺短声堂]]や三昧堂に関係あるかもしれないが不詳。 *1149年(久安5年)11月12日:[[鳥羽法皇]]が御幸して念仏三昧院の落慶法要を行う。「天王寺念仏三昧院供養御願文」が伝わる[https://dl.ndl.go.jp/pid/3431646/1/198]。[[栄西]]はこの法要をきっかけに浄土教が盛んになったと『興禅護国論』と述べている。 *1191年(建久2年)9月18日:焼失。玉葉。百錬抄。[https://dl.ndl.go.jp/pid/1683193/1/19] *1192年(建久3年)9月13日:再建。落慶法要。[[慈円]]が随喜。心記。[https://dl.ndl.go.jp/pid/782831/1/121] *1195年(建久6年)5月20日:[[源頼朝]]が剣を奉納。吾妻鏡。 *1195年(建久6年)9月3日:[[九条兼実]]、幸尊から円証へ念仏三昧院主および大勧進を任命。玉葉。[https://dl.ndl.go.jp/pid/1683193/1/20] *1226年(嘉禄2年)9月16日:藤原頼資・経光が「一念方」で、空阿弥陀仏が「多念方」で、念仏を修す。民経記。[https://dl.ndl.go.jp/pid/1683193/1/28] [[category:大阪府]]
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