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土佐・法禅寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年9月22日 (火)
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'''法禅寺'''は高知県安芸郡安田町東島(土佐国安芸郡)にあった[[真言宗]]寺院。本尊は[[薬師如来]]・[[釈迦如来]]・[[大日如来]]。山号は近海山。 | '''法禅寺'''は高知県安芸郡安田町東島(土佐国安芸郡)にあった[[真言宗]]寺院。本尊は[[薬師如来]]・[[釈迦如来]]・[[大日如来]]。山号は近海山。 | ||
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+ | 一方、安田八幡宮所蔵の奈良時代の『大般若経』を書写した法光寺を法禅寺と見て、奈良時代からあったという説もある。 | ||
中世に栄えたが、江戸時代の慶安年間に廃絶。[[金剛頂寺]]末だった。 | 中世に栄えたが、江戸時代の慶安年間に廃絶。[[金剛頂寺]]末だった。 | ||
薬師堂のみ残る。(『日本歴史地名大系』) | 薬師堂のみ残る。(『日本歴史地名大系』) | ||
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2020年9月22日 (火) 時点における最新版
法禅寺は高知県安芸郡安田町東島(土佐国安芸郡)にあった真言宗寺院。本尊は薬師如来・釈迦如来・大日如来。山号は近海山。
807年、金剛頂寺造営の木材調達のために山に入った空海が北寺、金林寺と共に創建。三寺の本尊は一木三像の薬師如来という。 一方、安田八幡宮所蔵の奈良時代の『大般若経』を書写した法光寺を法禅寺と見て、奈良時代からあったという説もある。 中世に栄えたが、江戸時代の慶安年間に廃絶。金剛頂寺末だった。 薬師堂のみ残る。(『日本歴史地名大系』)