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土佐・青龍寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
土佐・青龍寺
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'''青龍寺'''(しょうりゅうじ)は、高知県土佐市にある[[不動信仰]]の[[真言宗]]寺院。[[四国八十八所霊場]]第36番札所。本尊は[[波切不動明王]]。[[真言宗豊山派]]。伊舎那院。山号は独鈷山。 (参考:同名寺院[[青龍寺 (同名)]]) 如意山道場院光明法寺とも、摩尼山龍宝院赤木寺ともいう。 [[空海]]が師の[[恵果]]への報恩のため唐の[[長安]]の[[青龍寺]]を移すことを願って、唐の地から独鈷杵を投げてこの地を得たという。 あるいは明州の港から赤栴檀を投げて近くの「龍の浜」(赤浜)に流れ着いたともいう。 1568年とみられる一条康政の書状に「青龍寺之塔及大破之時節、歎思食之処、為本願致勧進可企修造之由尤神妙、定而可預霊験者歟」とあるのが初見か。 子院として妙法坊・西之坊・龍善坊・宝性坊・大本坊・東林坊があった。 山内忠義が正保年間に再興。 1707年の地震と津波で被災。 この時、赤浜の岩に彫り込まれていた波切不動尊が沈んだ。 板彫に写されたものが現存するという。 青龍寺要録という寺史がある。 (『日本歴史地名大系』) [[category:高知県]]
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