ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

地蔵信仰

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年8月2日 (月)

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(?異形など)
 
(間の1版分が非表示)
22行: 22行:
==概要==
==概要==
-
'''地蔵菩薩'''は、大地を司る仏尊。代表的な聖地は、中国[[九華山]]のほか、日本の[[建長寺]]、[[壬生寺]]、とげぬき地蔵[[高岩寺]]、木之本地蔵[[浄信寺]]、[[恐山]]の[[恐山・菩提寺|菩提寺]]、矢田地蔵[[金剛山寺]]などがある。垂迹はアメノコヤネ([[春日神]])、[[愛宕神]]、[[大神山神社]]([[伯耆大山]])の他、[[閻魔王]]や[[泰山府君]]、[[赤山明神]]、[[新羅明神]]もある。[[釈迦]]入滅後、[[弥勒仏]]の降臨に至る間、地蔵菩薩が衆生を救うともいう。
+
'''地蔵菩薩'''は、大地を司る仏尊。代表的な聖地は、中国[[九華山]]のほか、日本の[[建長寺]]、[[壬生寺]]、とげぬき地蔵[[高岩寺]]、木之本地蔵[[浄信寺]]、[[恐山]]の[[恐山・菩提寺|菩提寺]]、矢田地蔵[[金剛山寺]]などがある。垂迹はアメノコヤネ([[春日神]])、[[愛宕神]]、[[大神山神社]]([[伯耆大山]])の他、[[閻魔王]]や[[泰山府君]]、[[赤山明神]]、[[新羅明神]]、[[気多明神]]もある。[[釈迦]]入滅後、[[弥勒仏]]の降臨に至る間、地蔵菩薩が衆生を救うともいう。
[[虚空蔵菩薩]]と対をなすともいう。
[[虚空蔵菩薩]]と対をなすともいう。
68行: 68行:
*爪切地蔵
*爪切地蔵
*蛸地蔵
*蛸地蔵
 +
*世継地蔵:[[上徳寺]]
 +
==系譜==
==系譜==
*[[地蔵寺]]、[[地蔵院]]も参照。
*[[地蔵寺]]、[[地蔵院]]も参照。

2021年8月2日 (月) 時点における最新版

地藏信仰 

目次

概要

地蔵菩薩は、大地を司る仏尊。代表的な聖地は、中国九華山のほか、日本の建長寺壬生寺、とげぬき地蔵高岩寺、木之本地蔵浄信寺恐山菩提寺、矢田地蔵金剛山寺などがある。垂迹はアメノコヤネ(春日神)、愛宕神大神山神社伯耆大山)の他、閻魔王泰山府君赤山明神新羅明神気多明神もある。釈迦入滅後、弥勒仏の降臨に至る間、地蔵菩薩が衆生を救うともいう。 虚空蔵菩薩と対をなすともいう。

歴史

信仰

六地蔵

中国には六地蔵の信仰はなく、日本で生まれたもの。11世紀中頃の『地蔵菩薩霊験記』にあるのが最初の具体的記述という。

  • 金剛願地蔵:地獄道
  • 金剛宝地蔵:餓鬼道
  • 金剛悲地蔵:畜生道
  • 金剛幢地蔵:修羅道
  • 放光地蔵:人間道
  • 預天賀地蔵:天界

6種については諸説ある。


異形など

  • 勝軍地蔵
  • 春日地蔵
  • 日限地蔵
  • とげぬき地蔵
  • 子安地蔵
  • 水子地蔵
  • ぽっくり地蔵
  • 延命地蔵
  • いぼ取り地蔵
  • 油掛地蔵
  • 爪切地蔵
  • 蛸地蔵
  • 世継地蔵:上徳寺

系譜

中国

日本

六地蔵霊場


人物

中国

朝鮮

  • 金喬覚:中国九華山を開いた新羅王族。

日本

画像

参考文献

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%9C%B0%E8%94%B5%E4%BF%A1%E4%BB%B0」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール